【記 録】
(8月25日)
穂高神社の駐車場から一番のバスで中房温泉に向かう。夏休みの日曜日ということもあり登山客は多く、バスは3台で連なって走る。中房温泉周辺の駐車場は満車のようで、溢れた車は有明山神社近くの駐車場に移動してきており、そこからもバスに乗ることができる。
6時25分、登山開始。困るほどの暑さではないが、汗だくで登る。合戦小屋で休憩して、スイカに元気をもらう。インスタ用なのか、皆、写真撮影に忙しそう。
9時30分、燕山荘着。ケーキと迷うが、糖分より塩分を重視し、おでんを注文する。北燕岳まで約往復1時間。稜線に出た途端に風に吹かれ、薄手の長袖だと肌寒いがカッパだと暑い。やはり薄手のウインドストッパーがあると便利と思う。普段は平日に行動することが多いので、比較的高齢の登山者ばかり見かけるが、夏休みということもあってか若い人が多いのに驚く。
13時30分、大天荘に到着。今回はテント泊にしたが、大天荘はお洒落で素敵な小屋で対応もとても丁寧。次回はぜひ泊まってみたい。
(8月26日)
風も雲もない。大天井岳頂上から安曇野側の雲海が見事。誰もいない朝に登って良かった。
7時10分、常念岳に向かって出発。槍がよく見える。
9時35分、常念小屋着。空身で常念岳を往復するが、ガスが上がってきていて視界は良くなかった。
11時15分、小屋のお姉さんに、ドコモは通じますと言われたので、南安タクシーに下山後の予約をし、一の沢登山口に向けて下山開始。登山道は沢の流れと一体化している箇所もある。
順調に下りていた、登山口まであと1kmという地点、平坦で快適な林道で、なぜか転ぶ。走っていたわけではないが、それなりにスピードを出していて、木の根に左足がつまずいたのを止められず。最初、何が起きたかわからなったが、運悪く石に当たり前額部を受傷、流血していた。
こんなシチュエーションで自分自身にファーストエイドすることになるとは。救急セットはザックの奥底にしまっていて役に立たず。日本手拭いですぐに止血して、下山後、登山口にあったトイレが綺麗で洗面所もあったので、傷口と周りの髪の毛をジャバジャバ洗い、鏡でじっくり観察後、再び別の日本手拭いで締めてみる。
親切なタクシー運転手さんに病院の場所をおしえてもらい、受診して5針かけてもらいCT撮影も終了。スピードが出ているときや疲れているときは要注意、どんなところでも油断できないなと深く反省した次第です。
|